9月25日に発売されましたiPhone6s及びiPhone6s Plus。3D TouchやiOS9などをはじめとした新要素が様々ある端末なためゲーム情報サイトでもいろいろと検証されているようですが、「こいつでクロビをプレーしたらどうなのか」なんてニッチなネタはぶっちゃけ転がってません。たまたま機種変更を検討していた時にこの端末の話が挙がっていたので、「せっかくなら買おうじゃないか」という訳でiPhone6s Plusを購入し、ある程度プレーしてみたレビュー…というか感想をざっくり書いていこうと思います。

☆クロビ的に気になるiPhone6(Plus)からの変更点は?
 「唯一変わったのは、そのすべて。」というコピーがありますが、実際どの程度変わったのでしょうか。とはいってもカメラとか言われてもクロビとは関係ないので、関係がありそうなところだけピックアップしてみましょう。
 まずはウリとされている3D Touchタッチパネルの押し込みによって新しい操作形態が加わったという話です。実際に操作するとわかるのですが、ボタンのようなクリック感があるという訳ではなく、「えっ本当に押し込んでいいの?」くらいな勢いで押し込む感じになります(設定で押し込み具合は調整可能)。現在この動作が割り振られているのはショートカット機能ばかりです。必須にすると地味に面倒でもある操作だからでしょうか。慣れるとなかなか面白い操作ではあります。
 お次はA9チップ。64bitのCPUに2GBのRAMということで内装面も強化されております(RAMの情報は公式になかった気がしますが)。一世代前と比べてCPUの処理速度は最大70%、GPUについては最大90%高速化されたとの事。あと地味にWi-FiやLTEが高速化したとも書いてあります。
 また、OSはバージョンアップしたiOS9が搭載。iOSのバージョンが上がるとアプリの対応状況が結構変わったりして大変だったりするのですが…。一応、電池持ちは多少良くなると公言されております。
 ちなみにサイズは4.7インチ(6s)と5.5インチ(6s Plus)の2種類で展開されております。
☆実際のプレー感覚は?
 さてここからが本題。いくつかの曲を実際に何度かプレーして確かめてみました。
※Wanna Be Your Special(MAS)
 まずは判定について、シンプルなこの曲で確かめてみました。結論から書きますとiOS8を導入したiPad第4世代(以下iPad4)と同じような感覚です。スコアタ等でガチガチで詰めるとなるとやや気になるところではありますが、普段のプレーなら問題はないです。iPhone6s Plusでは最初からiOS9が搭載されているため、何らかの形でダウングレードを行わなければiOS7の導入はできません。したがって、残念ながらこの判定に慣れていくしか道はなさそうです。とはいえ以前あったクロビ側のアプデの関係か、64bitの端末にあった判定がおかしいという現象は見られません。その点は心配しなくてもよいでしょう。とはいえ、より正確に知りたければゴモトップランカークラスの方に検証していただかなければならないのですが。
 あと、3D Touchについてですが、普通にプレーしているだけならまず反応しません。よほど強く押し込まなければ影響はないでしょう。

※現実幻覚スピードスター(MAS)
 この譜面で確かめたのはBPM195の8分による縦連というか軸。同じ感覚で叩いているのに判定がバラバラではたまったものではありません。試してみたところ、判定がおかしなブレ方をするということはありませんでした。ちなみに、叩き方をわざとタイミングがブレるようにするとその通りの判定になりました。

※Frgmnts(MAS)
 フリックとホールドでおなじみのこの曲でも検証しました。こちらについてもおかしな動作や判定はありませんでした。画面のサイズ的に拾いにくいとは感じましたが…。ついでにホールドで3D Touchが普段なら反応するくらい押し込んでみましたが、ホールドが切れるという事態もありません

※NEXT FRONTIER -TRUE RISE-(MAS)
 厄介な混フレがラストに待ち構えているこの譜面。多数のノーツによる処理落ちがないかの検証も兼ねてプレーしました。iPad4でなかったのですから当たり前ですが、画面サイズに起因する問題以外でプレーに支障が出る事態はありませんでした。混フレも正確に捌けるのであれば、全く問題にはならないでしょう…問題は自分自身の腕前の方になりますが、さすがにクリアくらいはできます。

 以上より、タッチパネルや処理能力の面でのみ評価するのであれば、精度にかなり拘るわけではなければクロビ用端末として十分であると考えております。既存端末のiOS8以上の判定に慣れているのであれば問題はないといってもいいでしょう。判定以外で注意すべき点と言えばiOS9がまだサポートされてないことくらいでしょうか。これについては特に問題点は見られませんでした。
 画面サイズについてですが、さすがにiPad4と比べると小さいため、運指を多少は考えたりとかしないとフリックがすっぽ抜けたり隣接の処理に困ったりしますが、iPod Touch第5世代と比べればかなりプレーしやすいです。普段使いや携帯性を考えるとiPhone6sの方が取り回しが良いのですが、クロビのプレーに関して言えばiPhone6s Plusの方が有利です。気軽に持ち運べてスマホとして使える範疇では、iPhone6s Plusは現状最も優れているのではないでしょうか。運指の関係でいえば、持ち運ぶ気がないのならiPadの方が良いでしょう。
 ちなみに、A9チップはTSMC製のチップ(「当たり」とされている方)でした。こればかりは運任せなのでどうしようもないところですが、処理能力面では誤差の範疇とされております。問題とされているのはバッテリーの持つ時間。これについてはモバイルブースター等を用意しておくのが無難でしょう。
 いかがだったでしょうか。気軽に買える代物ではないので躊躇される方も多いと思いますが、iPhone5sの方とかかなり昔のスマホをお使いの方は機種変更の際に検討されてみてはいかがでしょうか。